しんぼる

さて前回の宣言通り、昨日の夜は近くのユナイテッド・シネマ福岡に映画を観に行ってきました!!
作品は「しんぼる」を。言わずと知れた松本人志の第2回監督作品です。



ネット上を見る限り、前評判がビミョーだったので(^^;、正直今回はどうしようかと思ってましたが、まあ観て自分で判断しようと、結局観に行きました。


はっきり言って俺的にはそんなに悪くなかったですよ?っていうか、映画としては観ててとても考えさせられる内容で、ヘタに薄っぺらい洋画観るよりはよっぽど良かったです!!(^^)
メキシコのプロレスラー、エスカルゴマンとその家族と平行して描かれる、なぜか気が付くと白い何もない部屋に閉じ込められていたある男の話。
その壁に突然現れた○○○(男性の「しんぼる」)は、押すと何かが出てきたり起こったりする「スイッチ」だった。
男はそのスイッチを利用して、何とか脱出しようと試みるが・・・、という映画。


スイッチの機能がだんだん解明されていく内に、部屋(というか建物)における男の置かれている状況も変わってきて、どうエスカルゴマンや外の世界と関わっていくのかは観てのお楽しみということで。
最後はものすごく男の立場や、「これはどういうことを言ってるんだろう?」とかをめっちゃ考えさせられて、結果ものすごく強い印象を持たせる映画でした。


前回の「大日本人」のように笑いに行くつもりで観ると、観る人によっては一見どうしようもなく思えるかも知れないけど、俺的には今回は素直に別の視点から楽しむことができました。
観に行く人には何も考えずに観て欲しいです。それでも映画館出る頃にはめっちゃ色んなこと考えながら歩いてるだろうから。


なんやかんや世間では言われてて(^^;、確かに人によって好き嫌いは分かれるとこだろうけど、俺は観終わって素直に「深い」と思える作品でした。


というわけで、松っちゃん好きには一度は観て欲しい、自分で観て考えて欲しい、「今日の映画」でしたっと。