名もなき恋のうた
今日はお休みで、前から楽しみにしていた先週末公開の映画、「BALLAD 名もなき恋のうた」、早速観てきました!!
いやいや予想通りの涙、涙!!俺的には今年一番の大満足!!(^^)
天正2年、戦国の世に突然タイムスリップした真一少年によって命拾いした、小国・春日の国の侍、井尻又兵衛。
そこから過ごす時間は、本当ならその時銃で撃たれて死ぬはずだった又兵衛にとっては、真一によって与えられた奇跡の時間だった。
又兵衛と、彼が仕える春日の廉姫とは、実はお互いに密かに想いを寄せ合っていたが、例え幼馴染とはいえ身分違いの恋、想いを告げることすら許されない。
やがて真一の父の話から未来のことを知った城主、康綱が、廉姫と北関東の大名、高虎との縁談を断った為に、高虎の軍が春日に攻め込み、戦が始まる。
出陣の前、初めてお互いの気持ちを確かめ合う又兵衛と廉姫!!
「自由に、自由にお生き下さいませ!!」
「お前が生きて帰ってくれれば・・・、自由に生きよう、お前と・・・!!」
原作の「クレヨンしんちゃん」を観ているので、結末を知っているからということもあるけど、身分違いの二人の切なさや純粋さがかなりよく描かれていて、とにかく廉姫や又兵衛の一つ一つの笑顔やセリフが切なくて、中盤からずっと泣きっぱなし!!
真一が又兵衛と自分の姿を重ねて、大切なものから逃げない強い気持ちを学んでいく姿もよかったね!!
真一一家が春日の国の人々に与えた笑顔、優しさ、そして自分の気持ちのままに生きる勇気。そのどれもが微笑ましくて、温かくて、ものすごく感動しました。
ちいさな祈り その微笑みに
また逢える日を信じています
遥か彼方 どんなときも
わたしはここで
ひたすらに祈るだけ・・・
祈ることが、愛することだった。守ることが、愛することだった。
アレ観た後にこのエンディング観たら、泣かないわけないでしょ!!(^^;
大切なものを守るとは、国や家族を守るとはどういうことなのか。戦国の世であるがゆえの悲恋の物語。とにかく全編が切なさや家族愛や勇気にあふれた、すばらしい作品でした!!
これはDVD出たら即買いかな?
というわけで、この秋一番のオススメの「今日の映画」でした!!(^^)