深イイ話

今日家に帰ってきて、何となく「1分間の深イイ話」を観てたら、なるほど結構考えさせられたり、感心させられたりする話が出てくるね。
中でも好きだった話を挙げると、↓の3つかな?


1.ウルトラセブン第8話「狙われた街」(メトロン星人登場)のエンディングナレーション
俺も好きな「ウルトラセブン」からの話。
他の宇宙人の侵略方法と違い、「幻覚宇宙人」の異名を持つメトロン星人は、人間同士の信頼を壊すことで自滅させる作戦を取る。
結局最後はアイスラッガーエメリウム光線に敗れるが、この回のとても子供向け番組とは思えないナレーションに注目!!


メトロン星人の地球侵略計画はこうして終わったのです。人間同士の信頼感を利用するとは恐るべき宇宙人です。でもご安心下さい、このお話は遠い遠い未来の物語なのです。え?何故って?我々人類は今、宇宙人に狙われる程お互いを信頼してはいませんから・・・。」


うわっ!!キタコレ!!正直番組でコレ観た時普通に声出してビビってた!!(^^;
この回昔観たことある気がするけど、こんなこと言ってたなんて全然覚えてなかった。特撮モノはたまにこういうのがあるからいいんですよ!!
でもこの回の放送から何十年も経った今でも、このナレーションにドキッとさせられる、変わらぬ現実にも注目。
メトロン星人がこの作戦で地球侵略に乗り出すのはいつになるんでしょうかね?


2.劇場の火事騒ぎの時のオール阪神巨人
ある日劇場の舞台袖でオール阪神巨人の二人が出番を待ってたら、劇場が火事騒ぎになりパニック寸前に。
すると二人が舞台に出て即興で漫才をし、お客さんの不安を笑いに変え、パニックになるのを抑えたと言う。(結局火事騒ぎは隣のビルが原因でケガ人なし)


これこそ芸人のあるべき姿!!コレがまさにお笑いの役目だと思うね。
この後の紳助さんの二人についての話にも感動。
仕事中阪神さんのお母さんが亡くなった時も、普通のネタをやったら泣いてしまうからと、即興で母親が亡くなったことをネタにして爆笑を獲り、最後まで舞台に立ったと言う・・・。


これぞプロ魂、芸人魂!!
はっきり言って尊敬の一言しかありません。
お笑い好きとしてはホントに感心できるエピソードですね!!(^^)
素晴らしい!!


3.世界から見た日本人
世界の日本人ジョーク集」という本からの紹介。


ある豪華客船が沈み出し、船長は乗客を非難させる為に、海に飛び込ませなければならないが、乗客は恐がって飛び込もうとしない。
そこで船長は、イギリス人には「飛び込めばあなたは紳士ですよ」と言い、イタリア人には「飛び込めば女性にモテますよ」と言い、そして日本人には、「みんな飛び込んでますよ」と言ったという・・・。


情けない!!情けないけど的を得てる!!(^^;
これが日本人。
でもな〜んかカッコ悪いな〜・・・。
ちなみにドイツ人には「飛び込むのがこの船の規則です」、アメリカ人には「飛び込めばあなたはヒーローになれます」、だったかな?
うまいこと国民性をとらえたジョークですね。


今まであんまり観たことない番組だけど、偶然観て改めて気付かされることがたくさんあって、思わず書いてしまいました。(^^;
人生は深いね!!