帝王トランザの栄光
さて昨日TSUTAYAビルでレンタルDVDを物色していると、ついに見つけた「鳥人戦隊ジェットマン」のシリーズ!!
早速新規入会してとりあえずvol.8〜10(最終巻)を借りることに。
え?なぜ最後の方から借りるのかって?
それは前からどうしても紹介したい回があったからです。もう16年前の作品だしいいでしょ?(^^;
というわけでその第47話「帝王トランザの栄光」は、自ら帝王を名乗ったバイラムの幹部トランザの哀れな末路を描いたお話です。
敵組織バイラムは、ただ目的が同じという理由で集まってるだけで決して「仲間」ではなく、各々が支配者になろうとするライバル同士なのです。
「俺は死なん!!」そういい残してバイラムから姿を消したラディゲ。
一方ジェットマンと最後の決着をつけるべく動き出し、次々と彼らを彫刻に変えていくトランザ。
だが負傷した竜は突然現れたトランザに恨みを持つという青年と手を組み、2人の力を合わせ形勢を逆転する!
しかし実は青年の正体は恨みに燃えるラディゲだった!!
「トランザ!!所詮貴様は流れ星!!いかに輝こうと、墜ちる運命にあったのだ!!」
レッドホークとトランザ両者に攻撃をしかけるラディゲ。
しかしレッドホークも応戦、復活したジェットマン4人と共にファイヤーバズーカでトランザに最後のトドメをさす!!
重症を負い一人倒れこむトランザ。その手に、まるで勝利を宣言するかのように容赦なく剣を突き立てるラディゲ!!
「トランザ、俺の名を言ってみろ。」
「ラディゲ・・・!」
「何〜!?ラディゲだと〜!?」
苦痛に顔をゆがめるトランザを踏みつけ、突き立てた剣で痛みを加える。
「あああ!ラディゲ様ぁぁぁぁ!!」
とある脳神経外科の病院の身元不明の重症患者。ヨダレとか垂れ流しっぱなし!それはかつて帝王を名乗った男、トランザだった。
「あああ!!許してくれぇぇぇ!!」
何かにおびえるかのように突然暴れだすトランザ。
彼は人間として生き続け、一生ラディゲの名を恐れつづけるのです。
つーかマジで恐っ!!(^^;
敵幹部のこんな最後なんて、今の作品じゃ絶対やってくれないだろうな・・・。もはや子供番組とは思えん・・・。(^^;
敵側にもめちゃくちゃ濃いドラマがあって、敵キャラも魅力的に見えるのもこの作品の特徴です。マジで最高!!
今後全巻借りる予定。時代を超えて楽しめる、超オススメの作品です!!